INDEX■
GUNDAM-00■


5話まで
10話まで






・先週の各欄が埋まらないうちに
 先に今週のができちゃいましたよ!?
 └ありがちなことだよ。さあ、いってみようか!




 前回の戦闘では20機以上のMSが大破したとのこと
 いまだに正式名のついてないユニオンの対ガンダム調査隊でも
 その話題でもちきりであった
「ガンダムとやりあうのが、そらおそろしくなってきましたよ」
「MSの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではないさ」
 グラハムさんは自信ありげです
 というかちょっとだけ原典からアレンジしてるのが逆になんかむかつきます
 ビリーさんとエイフマン教授はガンダムの性能について推測しつつ
 デラーズもとい、イオリア・シュヘンベルグ氏の資料を見ながら
 かれの意図について考察をめぐらせていた
「紛争を抱えたまま宇宙へ進出する人類への警告……そうわしは見ておるがな」

 ♪ヨアケーノゥカーネヲーゥナーラッセヨォー

○11.アレルヤ

(ハロ兄弟の手によって)修理中のトレミーではメガネがじぶんを棚にあげていた
「スメラギ李ノリエガ。すべては作戦の責任者である、あなたの責任です
 計画にどれだけの支障が出たか……」
「ナドレを敵に晒したのはおまえだろう」
「そうしなければやられていた!」
「そうだとしても、おまえにも責任はある。命があっただけでもめっけもんだ」
「……今後はヴェーダからの作戦指示を優先する。失礼!」
「かーわいいよなあ、きまじめで……他人に八つ当たりなんかしてさあ」
 苦労人ロックオンがフォロー入れてるころ、アレルヤは自室で考えていた
「ティエレンの高機動超兵仕様……まちがいない
 あれに乗っていたパイロットは、ぼくとおなじ存在
 まさか……続いている……? あのいまわしい研究が……!」

 捕獲時のキュリオスのデータ、トレミーとナドレの映像
 これがあの大作戦の成果だった
「数十万器の探査装置と、20機以上のティエレンを
 喪った代償にしては少なすぎる」
 というか『デカブツ』が人革連での正式なコードネームなのかヴァーチェ
「弁明のしようもありません。いかなる処分も受ける覚悟です」
「きみをはずすつもりはない。辞表も受けつけん
 きみに対する評価は変わっておらんぞ」
 人革さん意外に人材の大切さがわかってるようです
 人革連主席は極秘裏にユニオンと接触しようと考えているらしい
「ソレスタルビーイングへの対応がつぎの段階に入ったということだ」

 ミン中尉と恋仲だったっぽい女性兵がちょっと出てくる
「中尉の、いえ、同志たちのかたきを……!」
 そういう話は死ぬまえにやろうよと思わなくもないが
 ウッディ大尉も死んでから出てきたんだよなあ
「作戦完遂に全力をつくします
 わたしは、そのためだけに存在を許されているのですから」
 直ったタオツーを見ながらソーマくんはいつもの調子で答えた
 ところで頭にヘンなものつけた例の医者だか研究員だかのひとは
 アレルヤの存在に心あたりがあったようで調べものをしていた
「やはり、ガンダムのパイロットは脳量子波の影響を……
 ! いる。被験者E−57。新たな人格を形成。凶暴性あり
 データ収集後、処分──いかん。この事実が上層部に知れれば」
 あわててデリートしようとする。こういうひとが賞味期限偽装とかするわけだ
「なにかわかったことは?」
 そのとき、まさに中佐から連絡が入った
「ぎくう! いまのところは、なにも」
「わたしはガンダムのパイロットをピーリス少尉と同類と見ている」
「われわれ以外にも、脳量子波処置を研究している国が……」
 しらばっくれた
「この世界は歪んでいるな」
「その意見に賛同させていただきます、中佐」
 しらばっくれたおした

 アレルヤ・ハプティズムは葛藤していた
「どうする……この事実を報告するか、それとも……やることはひとつだろ?
 ハレルヤ……!
 あのいまいましい機関が存続し
 おれらのような存在がつぎつぎと生みだされている
 そいつは戦争を幇助する行為だ
 叩けというのか? 仲間を、同類を
 おやさしいアレルヤさまにはできない相談か?
 なら身体をおれに渡せよ
 速攻でカタつけてやっからさあ、あのときみたいに」
 所要時間25分、秒に直せば1500秒でやってきてやる
 そのぐらい言いだしかねない勢いだった
 アレルヤの脳裏に、かつて研究機関で命ごいをする同類の少年を
 殺そうとする瞬間の、幼い『ハレルヤ』の残忍な表情がうかぶ
 そう、あの回想シーンは事故などではなかったのである
「やめてくれハレルヤ! なにも殺すことはない
 戦闘用に改造された人間にどんな未来がある?
 そんなの、じぶんがよくわかってるだろう
 え? ソレスタルビーイングのガンダムマイスターさんよ!
 ちがう、ぼくがここに来たのは……
 戦うことしかできないからだ。それがおれらの運命だ
 ちがう! ぼくは!!」
 思わずふりむいたアレルヤの背後には、もちろんハレルヤはいない
 そこには刹那が立っていた
「どうした?」
「いや……なんでもないさ……」
 刹那は立ち去るアレルヤの背中を黙って見送った
(……なんだか知らないが、おもしろかったから止めずに見てしまった)

 アザディスタンでは念願の太陽発電施設が着工したらしい
 コーナーさんはマリナに、現場へ表敬訪問に行ってはどうかと勧める
「わざわざ暗殺されるために?」
 シーリンさんあいかわらず毒舌
「コーナー大使。国連がアザディスタンへの技術支援を決めたのはなぜです?」
「あなたがたの要請があったからではないですか」
 国連はアザディスタンをモデルとし、中東全土を支援していこうというのだ
 マリナも懸念していた、ソレスタルビーイングが中東へ介入してくる問題もあり
「復興支援よりも、争いをなくしていくための支援が重要だと考えます」
 一見もっともらしいコーナーさん。しかしソレスタルビーイング監視者としての
 かれの顔をマリナもシーリンも知らないのだ
「コーナー大使、あなたのお気持ち、あなたがたの神に誓えますか?」
「誓えます。アザディスタンの未来を。あなたの神にもね」
 よどみなく答えた。だが、かれのなかに神は存在するのだろうか

 アレルヤはスメラギさんの部屋にやってきた
 今回はさすがに勝手に動いたりはしなかった。その必要もないのだ
「あなたも怒ってるの? ごめんなさいね、だめな戦術予報士で」
「酔ってるんですか? すこし控えたほうがいい」
「いやよ。わたしはこれがないと生きていけないの」
「スメラギさんとヴェーダに進言したい作戦プランがあります
 紛争を幇助する、ある機関に対しての武力介入作戦
 その機関は、ぼくの過去に関わっています
 酔いが醒めたときにでも見ておいてください。失礼します」
 さて、やはりこれを外でティエリアも聞いてたのだった
 というか音洩れるのか
「人類革新連盟軍、超兵特務機関……これって!」
「この悪夢のような連鎖を、ぼくが断ち切る……こんどこそ、ぼくの意志で!」

 今週のサジルイコント
「まあ、すごいじゃないルイス!」
 さりげなく箸を使いこなし、ルイスの出した和食をほめるハハハレヴィ
「ママがとってもおいしいって言ってるよ、サジ!」
「どうも」
 ルイスさん、なかなかに策士であった
「いくら料理ができても、ルイスとの交際を認めるわけではありませんから
 でも、料理がおいしいことは認めてあげるわ」
「……お口にあってよかったです」
 なんだかんだで母もだんだん態度が軟化してきた

「プラン、見させてもらったわ。でもいいの? あなたはじぶんの同類を……」
「かまいません。じぶんの過去ぐらい、じぶんで向き合います」
 いよいよミッション開始。2機ずつに分かれての同時武力介入だ
 それにしてもあんなことがあったあと
 ガンダムなしになるトレミー乗員はきっと心もとないにちがいない
「わたしがいないからって、勝手しないでね」
「了解。刹那・F・セイエイ、出る」
 スメラギさんに釘を刺されるが、たぶん刹那に聞く気はなさそうだ

 1話でも出てきた謎ルームで、おそらくヴェーダと直結しているティエリア
 プトレマイオス全艦の情報が集まってくるらしいここで
 さきほどのふたりの会話を聴き、なにごとかを思うのだった

 情報は足で稼ぐ、とばかりに動きだした絹江・クロスロード
 ますます納豆巻きの似合う女になってきた。同行するカメラマンは
「200年前の情報セキュリティは穴だらけ
 いくらでも改竄できます。ムリですよ」
「だからここに来たのよ」
 もちろん絹江さん以外にもイオリアを追う勢力はある
 ユニオン安全保障局だ。略したらUSAになっちゃいませんかそれ
 はたして、かのじょは局員がこのところ足しげく訪れている家を特定したのだ
「ひいおじいさまの行方を探してる!?」
 口止めされていたのに取材にこころよく応じてくれたそのお宅の
 行方不明になった曽祖父は、材料工学の権威
 シュヘンベルグは当時の科学者を計画のため集めていたのだ
「資財の流れやデータは改竄できても、ひとはちがう。すこしだけ見えてきたわ」
 かっこいいな絹江さん

 エクシアとデュナメスが南アで大暴れ
 ところでロックオン兄さん、どうしたんですか
「こっちは楽勝! 問題はアレルヤたちのほうだな」
 いえ、そうでなくてですね、ロックオンさん
「ああ、いちど忘れたらなんかスッキリしました
 いままでなぜあんなに『狙い撃つ』にこだわっていたのか……
 じぶんでもどうかしていたと思います」
 ははあ、これを機につぎの決めゼリフを考えているんですね?
「そ、そんなことはねえよ!?」
 図星だったようです

 人革連コロニー『全球(チュエンチン)』
 当然おとなしく入れてくれるわけもなく、迎撃のティエレンが現れる
 この場をひきうけたヴァーチェに感謝しつつ、突入していくアレルヤを見送り
「……過去というものが、あの男を歪ませているのなら
 それをみずからの手で払拭する必要がある
 それでこそ、ガンダムマイスターだ」
 ひとりごちるティエリアはじぶんの変化に気づいているのかどうか
 じぶんも失敗したことで、他人を見る目もすこし変わったのかもしれない
「セキュリティシステム制圧完了! ここから先は、出たとこ勝負!」
 すごいハッキング技術で、一瞬にしてコロニー内に侵入したキュリオス
「このスモッグなら、グリーンノアではなく、グリプスと言いたくなるな……!」
 いえスモッグなんか出てませんでしたがね
「いる……ぼくの同類が! あの忌まわしい場所に!」
 研究施設ビルにその存在を感じとる。頭痛がするからまちがいない。便利だ
 しかしこれ施設の子どうしは近づいても頭痛起こさないんですかね
「ためらわないさ。ぼくはガンダムマイスターだ!
 ……殺す必要があるのか? かれらを保護して……」
 ためらった。頭痛に苦しむ被験者──子どもたちの声が聴こえたためだ
「甘いな!」
 ハレルヤ登場
「どうやって保護する? どうやって育てる?
 施設から逃げたおまえが、まともに生きてこられたか?
 できもしねえこと考えてんじゃねえよ!」
「しかし……このままでは、かれらがあまりにも不幸だ!」
「施設にいるやつらはじぶんが不幸なんて思ってねえよ
 ティエレンに乗っていた女はじぶんが不幸だと感じてるのか?
 おまえのやさしさは偽善だ
 やさしいふりしてじぶんが満足したいだけなんだよ」
 ペットを保健所送りにするときによく使われるたぐいの詭弁だった
「敵に情けをかけるな!
 それともなにか、またおれに頼るのか?
 やりたくないことにフタをして、じぶんは悪くなかったとでもいうのか?
 おれはやるぜ、他人なんざどうでもいい
 おれはおれという存在を守るために戦う!」
「ぼくはソレスタルビーイングとして! ガンダムマイスターとして!」
「立場でひとを殺すのかよお!?
 ひきがねぐらい感情でひけ! おのれのエゴでひけえ!
 無慈悲なまでにい!!」
「撃ちたくないんだあああ!!」
 撃ちたくなくても、アレルヤはぶっぱなした
 炎に包まれていく超人機関施設ビル
 殺戮である
「うああああああああああ!! おあああああ!! あ、あああああーっ!!」
 説明しよう。アレルヤとハレルヤの感情の波長が一致したとき
 第三の人格、アバレルヤが現れるのであった
 いや適当言っただけだが
 こんどこそかれの手で、アレルヤは撃ったのだ
「はっははははは、よくやったあ!
 それでこそおれの分身……おもしろくなりそうだぜ……」
 心を閉ざしたアレルヤに代わり、キュリオスを操縦して帰還するハレルヤ
 だがかれの頬を伝う涙は、はたしてアレルヤだけのものだったろうか?

 そのころ人革連では、ソレスタルビーイングのリークによって
 子どもを改造強化しているという大スキャンダルが明るみに出て大騒ぎ
「わたしの権限でこの研究施設を封鎖。貴官には取り調べを受けてもらう
 報告を怠り、わが陣営を不利な状況に追いこんだ貴官の罪は重いぞ!」
「お、おれが捕まったらピーリス少尉を検診するやつがいなくなるぞ
 い、いいのか、いいのかよー!」
 連行されていくアタマにヘンなのをつけた男を尻目に、中佐はため息をついた
「ソレスタルビーイングに花を持たせるなど……」
「中佐」
「待機中だ少尉。持ち場に戻れ」
「しかし中佐……」
 言いづらそうにしているソーマくんに、中佐はかがみこんで耳を貸した
(今回はヅラネタないんですか?)
(なんのことかね)
 神と髪をかけるのは6話でやっちゃったから今回はやめときました

 ミッションが無事終了し、ひと安心というスメラギさんの部屋にまたも来客
「どうしたの? アレルヤ」
「スメラギさん。ぼくにも1杯もらえませんか。ひどく、そういう気分なんです」
「未成年はだめよ。テロリストはよくても飲酒は放送コード的にだめ」
「GMTで、つい先ほど20歳になりましたから」
「……そうなの?
 こんなときに言うのもヘンだけど、おめでと」
「ありがとうございます」
 かんぱーい
「……なぜ、こんな苦いものを」
 アレルヤはキリコ・キュービィーのようなことを言った
「そのうちわかるわ。わかったら終わりかもしれないけど、はあ」
 スメラギさんのことばには、心底からの実感がこもっていたのだった

11.アレルヤ Closed




○キャラクター
●アレルヤ・ハプティズム
「まさか、ここに戻ることになろうとは」
・ハレルヤの項はつくらんのかね?
 └フルネームをハレルヤ・アプティズムにしちゃいそうだからつくりません
・少年時代アレルヤがあのままの髪型なのがお約束とはいえ笑えましたね
 └かあいかったネー
・二重人格だけどちょっと複雑な分かれかたとして描かれてるのが
 興味深いところではあるね
 └複雑ねえ
  └善と悪というより偽善者としての人格と偽悪者としての人格なのであって
   どちらも最終的にじぶんがとるべき行動は理解しているわけだ
   └回想シーンで撃ったのはハレルヤだったんでしょうけど
    今回は『撃ちたくない』という気持ちをねじふせて
    アレルヤが撃ったわけですね
    └テンパっただけにも見えたけどね。シン・アスカみたく
●ティエリア・アーデ
「人類というものは……人間というものは……ここまで愚かになれるのか……」
・さすがにアンドロイドではないかもしれないけど
 すくなくともサイボーグかなにかではあるようだ
●刹那・F・セイエイ
・今回セリフ2〜3回ぐらいしかなくないかこいつ
 └来週それを取りかえすかのようにベラベラとよくしゃべります
  └そんな刹那くんはいやだな
●ロックオン・ストラトス、ハロ(複数)
・かれがメインになって、テロがからんでも
 怒りはするだろうけど極端に精神的不安定には陥りそうにないな
 └というかそんなんばっかりじゃ困るから
●スメラギ・李・ノリエガ
・今週はかなりの酔っぱらいぶりだった
 かのじょが飲むタイミングはストレスがかかっていると考えると
 これまでのシーンもいろいろちがって見えてくるが……
 └まあ考えすぎかと。いつもはふつうに好きで飲んでるんでしょ
・そういえば飲酒って20歳未満禁止が世界共通ってわけじゃなくないか?
 └世界の法より放送コードだよ……
●マリナ・イスマイール、シーリン・バフティヤール、アレハンドロ・コーナー
・疑問点をすなおにコーナーさんへ口にするあたり、シーリンさんは
 王女を操るつもりはなく、あくまでサポートする立場のようですが
 └あくまで急造のお姫さまなわけだからな
  あのぐらいきつい人間を置いとかないと……でも今後はわからんぜー
●グラハム・エーカー
・せめて独創的なことは言ってほしいね
 └今週のはさすがにどうかという?
  └いつもはけっこう好きなんだけどねえ
   来週はひさびさに活躍の場がありそうだから、楽しみだ
●セルゲイ・スミルノフ、ソーマ・ピーリス
・ドラマがないのがドラマ?
 └中佐はほんとにダブルオー世界の良心みたいなポジションだな……
●イオリア・シュヘンベルグ
・一瞬出たウィキペディアっぽい画面に
 いろいろ書いてあったようだよ。えーなになに……
『数々の特許を取得しており、経済的に裕福であったが、
 表舞台に出ることを嫌っていたようで、
 人となりに関する逸話はほとんど残されていない。
 現在、彼を知ることが出来る資料は、工学理論、物理理論の論文だけである。
 その中でも特に注目すべきものは、
 2090年39歳の時に書かれた、軌道エレベーターによる
 太陽光発電システムの基礎理論である。
 残念ながら、当時の技術力では実現出来ず、社会的な注目も薄かった。
 彼は、同時に軌道エレベーターの建設、及び守備作業を行う
 人型マシンの概念も提唱している。
 これが後のモビルスーツを先取りした物であり、
 彼こそがその発明者であると考えた歴史学者もいる。
 2101年以降、宇宙開発に興味を持ち、その分野で積極的に活動していたが、
 数年後に消息不明となる。
 一説では他惑星への常設基地建設に一生を捧げ、
 そこに骨を埋めたとも言われるが、正確なことはわかっていない』
 └けっこう重要なことも書いてあるじゃないですか
  ハイビジョンばんざいですね
  └この世界のMSが軌道エレベーター防衛用に生まれたってのは当たったな
●プトレマイオスクルー
「大スキャンダルっすよねえー!」
・男子の弱そうなほうは事情を知らないとはいえ損な扱いを受けている……
・クリスティナ、通信でアレルヤの泣き声聴いたぐらいでその後なにもないな
 └アレルヤを呼んでたのはほんとに聴きまちがいだったのか?
  これからなにかあるのかな?
●沙慈・クロスロード、ルイス・ハレヴィ、ハハハレヴィ
・このひとたちはいったいあと何週かけるつもりなのか
 └なんだかんだでサジくんがスペインに連れてかれて
  そっちでまた紛争に巻きこまれる。そんな展開予想も出ています
  └ありそうではあるが、やるヒマあんのかな
●絹江・クロスロード
「すこしだけ見えてきたわ。2世紀もまえに亡くなった男の影が」
・かっこいいがどんどん死に近づいている気がしてならない!
 └心配だ……心配すぎる
○メカニック
●ガンダムキュリオス
・今回撃ったミサイルは、追加コンテナ装備の新バリエーションか
●ガンダムエクシア、デュナメス、ヴァーチェ
・さあて、また当分は無敵砲台に戻るわけかな、ヴァーチェは
・多様変異性フォトン……?
●ティエレン
・今週はヴァーチェに蒸発させられるだけの出番でした
●ハロボディ
・やはり戦闘用のものもあるにちがいない
 └活躍する余地があるのか?
  └キットそのうちシンニューされたりするんじゃナイノー
○総評
・とりあえずはっきりしてるのは
 ハレルヤがからむとおもしろいということだ
 └ありがちな設定だけどね。ありがちでもいいけど
  └そうです、いいんです。おもしろくなれば。ひとひねりも加えてますし
   前回かなり崩れた作画もまたもちなおしましたね
・みんなちょっとずつ株が上がっていくな
 └せつなくんイガイはねー
●次回予告
 アザディスタンで起きた内紛により、故郷へと向かう刹那
 かれがそこで受ける断罪とはなにか?
 次回『教義の果てに』
 希望の背後から、絶望が忍び寄る

 ・さあ大暴露事件からいくらも経ってないのに
  ひさびさの出番って気のする刹那くんです
  └けっきょくおまえだれが活躍するのがいちばん楽しみなんだ?
   └そうですねえ……じぶんでもよくわかりません。リューミンさん?
    └ああ、あの知ったふうなコメントがない週はたしかにものたりないな



・2007年も終わりまであと数時間となってまいりました
みなさん充実した1年をすごせましたか?
われわれはガンダムがありましたから満足です
└われわれとか勝手に言うな

 └では今年さいごの今週の(ぜんぜん今週じゃないけど)ダブルオーはじまりー



 アザディスタン王国、とある寺院にて
 このまえマリナ皇女(こう書くのが正しかったらしい)が胸を痛めていた
 保守派のみなさんが議会、そして改革派を批判していた
 神の土地であるアザディスタンが異教徒に踏み荒らされるのは
 教えに反しているということで、皇女と議会をぶっつぶそうというお話
 保守派のリーダーは『神の罰を待てばよい』と諌めるがみなは納得しない
「われわれが神の矛となり……」
「教えを忘れたものに神罰を!」
 口々に物騒な意見を吐いていたところに銃声、そして
 あわを食って入ってきた男がひとり
「賊が侵っ」
 男の脳天をうしろから撃ちぬいて、武装集団が現れた
「……なにものだ! この場をどこと考えておる!」
 賊のリーダーは答えず、ただにやりと笑う

 ♪ネェーコンーナァーカタチオトッセッナァーイ

 この歌もいよいよ今週で聴きおさめとなるらしい
 つぎはブリグリが歌うそうです。SEAMOがデマでよかった

○12.教義の果てに

 中東……
 そこに位置する多くの国々は、石油輸出産業で経済を支えていたが
 太陽光発電システムの建設計画により、その存在価値を喪おうとしていた
 国連決議により、一部を除いて大幅な石油輸出規制が採択され
 それに反対する中東国家の一部が武力を行使、戦火は拡大
 これが、20年つづいた『太陽光発電紛争』である
 この紛争で疲弊し、世界からも見放された多くの中東国家は
 貧困から分裂や統合をくりかえしている
 それが、現在の中東の現実であった
 カスピ海とペルシャ湾に挟まれたアザディスタン王国も
 そんな事情をかかえた中東国家のひとつである
 内政の悪化した隣国クルジス共和国を6年まえに吸収
 新興国家として王政を復活させたが
 国教の解釈のちがいにより、国民は大きくふたつの教派に分かれ
 政治的に不安定な状況がつづいていた……


「マスード・ラフマディがなにものかに拉致されたそうよ」
「マスード・ラフマディがなにものかに拉致されたですって!?」
「……ええ、そう言ったんだけど」
 シーリンの報せにマリナ皇女は動揺する
 アザディスタンには太陽光発電について納得していない国民も多く
 マスード師はかれら保守派のリーダーであり、かれがまとめることによって
 かろうじて爆発寸前の保守派を抑制していたのだが
 今回の事件を改革派のしわざだと考えれば超保守派がどんな行動に出るか
「議会はすでに治安部隊の出動を決定させたわ
 考えなさい。最悪の事態を回避するために」
「! ……内戦……!」
 街角ではすでに暴徒と化した民衆が発砲などの小競り合いを始めていた
 マリナ皇女のポスターをはがし、焼いたり足蹴にしたり

 リューミンさんはアザディスタンに滞在中のコーナーさんへ連絡をとっていた
「ただちに、国外への退去を」
「この国のゆくすえを見守りたいのだよ。それに、きみたちがどう行動するか
 この目でたしかめたくてね……!」
 コーナーさんはやっと監視者らしいことを言った

 JNNでは絹江さんがひきつづきイオリアさんについて調べていた
 138人の科学者が失踪しているという情報を得たところで
 マスード師の拉致の情報がとびこんできた
「出ますかね、ソレスタルビーイング」
「たぶんね……!」

 今週もサジルイコント
「まあおいしそう!」
 サジくんのピザの差し入れを喜ぶハハハレヴィ
「ママ、サジはね、ご両親が早くに亡くなられて
 いまはお姉さまとふたりで暮らしているの」
「まあ……えらいのね……あなたサジくんて言ったわよね?
 よく見るとりりしい顔だちをしてるのね……!」
 思ったより早くデレた

 マリナ皇女は即位を決意したときのことを思いだし、思い悩んでいた
 マスード師にそれを告げたとき、かれは
『では、わたしはその反対の立場をとらせてもらおう
 国が新しく生まれかわろうと、この土地で暮らす民には歴史があり、家族があり
 神の教えがある。変化を嫌うものも多い。わたしもそのひとりだ
 かれらの思いを受け止める存在が必要だ』
「わたしのしたことは、まちがいだったのでしょうか……!」
 落ちこむ皇女へさらにシーリンが追い撃ちをかける
「保守派は議会をボイコット
 改革派はユニオンからの軍事支援を受ける方向で話を進めているわ」
 そんなことをすれば超保守派をますます刺激してしまう
「どうしてユニオンが……」

「中尉! ひさしぶりにガンダムに会えそうですなあ!」
「そうでなくては困る!」
「しかし、アザディスタンに出兵とは……」
「上層部が議会に働きかけた結果だよ
 人革に後れをとるわけにはいかないからね」
 いまだに名前が決まっていない対ガンダム調査隊のみなさん
 とくにグラハムくんはガンダムに会えるのでうきうきしていた

 今回はトレミーが遠すぎるので、地上にいる刹那とロックオンが
 ミッションを受けもつこととなる
「おれも動こう。おれは、アザディスタン出身だ」
「感情的になるんじゃねえぞ」
「わかっている」
 わかってなさそうだった
 リーダーの誘拐は改革派のしわざではなく、保守派の自作自演か
 そう思わせて紛争を煽る第三勢力の存在もありえた
(あんなことを、まだ続けるつもりなのか……!)
 刹那が町を歩いていると、水売りの少年に話しかけられた
「マリナさまが言ってたよ! いつかぼくたちも宇宙に行けるって!」
 少年が指差したポスターには、見おぼえのある顔
「マリナ・イスマイール……」
 このまえ、刹那の正体についてほんのちょっとだけくわしく話した女だった
「おい、おまえクルジス人だな! おまえがいていいばしょじゃない
 とっとと出て行け!」

「まさかな。ユニオンに支援を要請するとは
 かれらは軍のなかにも保守派がいることを知らないとみえる」
 ホテルではコーナーが事態を静観し
「このままでは、この国がふたたび動乱の時代に戻ってしまう」
 どこかの廃墟では囚われのマスード師が脱出の算段をしていた
 そして、その屋外で酒を飲んでいた男はアリー・アル・サーシェス
 ってやっぱりおまえのしわざかよ!!

 そして、その夜。太陽光発電用のアンテナ施設ではMS戦が開始された
 守備のMSのなかに保守派がいたのだ
「中尉! 味方同士でやりあってますぜ」
「どちらが裏切りものだ……?」
 戦おうにも対応に困るグラハム。そこへ閃光がとびこんできた
「この粒子ビームの光は……ガンダムか!」
 ロックオンのガンダムデュナメスの狙撃によって
 アンテナを狙う保守派のMSは倒されていった
「ゼンダンメイチュウ、ゼンダンメイチュウ!」
「待機しといて正解だったな」
「ところがギッチョン!!」
 アンテナ施設はサーシェスの放った多弾頭ミサイルで破壊されてしまった

 太陽光アンテナ、超保守派によって破壊さるの報は皇女の耳にも届いた
「まるでマスード・ラフマディが拉致されることを予測しているような行動ね」
「計画的犯行……!? まさか……」
 シーリンのことばにますます沈んでいく皇女

 フラッグファイターズにサーシェスをまかせ
 グラハムはデュナメスに向かっていった
「おいおい、ユニオンはアザディスタン防衛が任務じゃないのかあ?
 やっぱりおれらが目当てかよ!」
 ロックオンは、さて新しい決めゼリフどうしようかなと思案したあと
「狙い撃ちだぜ!!」
 変えてないようなもんじゃないか
 だが高加速中に空中変形し、フラッグは狙撃をかわした
 これができるのがグラハムなのである
「ひと呼んで! グラハムスペシャルっ!!」
 Gに耐えながらグラハムは意味不明のことを叫んだ
「にどめはないぜっ!」
 防御をハロにまかせ、2射めをかけるが
 グラハムスペシャルはこれもかわした
「おれがはずした!? なんだこのパイロット」
「あえて言わせてもらおう! グラハム・エーカーであると!!」
 やりたいほうだいだ……!
 さらに富野ガンダムなどでよくやるサッカーボールキック
「蹴りを入れやがった!?」
 懐に入りこまれてしまったロックオンもサーベルを抜かざるをえない
「おれに剣を使わせるとは!」
「身持ちが硬いな、ガンダム!!」
 ハンドガンを撃ちこむが、回転式シールドではじきとばす
「たかがフラッグに!」
「ガンダムっ!!」
 粒子を散布するのをやめ、火器にジェネレーターをふりむけるロックオン
 そこへ緊急通信が入る。グラハムも同様だった
「アザディスタン軍が!?」

「無断発進……まさか……クーデター!?」
「MSはぜんぶで5機。まっすぐここへ向かっているわ」
 王宮のマリナとシーリンは愕然としていた
 とうとう都市部でMS戦が始まってしまったのだ
「避難しなくてよいのですか」
「リボンズ。きみも観ておくといい。ガンダムという存在を」

「刹那・F・セイエイ。エクシア、目標を駆逐する!」

 グラハムはデュナメスとのバトルをあきらめ、首都防衛へ向かった
 ちなみに部下はサーシェスに逃げられたのをガンダムの粒子のせいにしていた

 首都に現れたMSは倒した刹那だったが
 さらにべつの基地からも出撃したMSを迎撃に向かうエクシア
 その先で待っていたのは見おぼえのある風景
 かつてのじぶんのように、MSに蹂躙されていくゲリラの子どもたちの姿だった
「エクシア!!」
 数機のティエレンをたちまち葬ったエクシア
 だがすでに、廃墟には生き残っているものはいなかった
 立ち止まって回想してるあいだにみんなやられてしまったのだ
 呆然と立ち尽くし、弾丸を浴びるままにしていたエクシアだったが
 刹那はその目を残った敵に向け、やり場のない怒りを叩きつけるように叫んだ
「うぅあああああああーあ!!」

 トレミーでもヴェーダを経由してクーデターの情報が入ってきた

「やってくれるぜガンダム! お楽しみはこれからだってのによお!」
 飛び去るイナクト。サーシェスは戦争を愉しんでいるかのようだった

 王宮からシェルターに避難した皇女たち
「国民の心に怒りの炎を灯してしまった……
 わたしのしたことが、この国を戦いに導いてしまった!」
「毅然としなさい、マリナ・イスマイール!
 まだ終わってないわ、まだ……!」
 シーリンさんがめずらしくふつうに叱咤激励した

「こりゃ、ひでえ……」
 デュナメスがたどりついたとき、そこには虐殺されたゲリラと、MSの残骸
 立っているのはセブンソードを使い尽くしたエクシアだけだった
「刹那……」

「おれは……ガンダムになれない……」

12.教義の果てに Closed




○キャラクター
●刹那・F・セイエイ
「この国に、紛争をしかけるものたちがいる……」
・ガンダムとしてじぶんとおなじような殉教者を救う、というのが
 かれの信念だったんでしょうかね
 └でも刹那が助けられたとき、生き残ったのあいつひとりだけだったしな……
  └ソレスタルビーイングは本質的にはいつも『手後れ』なんだ
   └カミソリ後藤はいいから
●マリナ・イスマイール、シーリン・バフティヤール
「ソレスタルビーイングの介入を許してしまった……」
・シーリンさんはほんとうにきついな
 └ドSですね
●マスード・ラフマディ
・ラフマディなのかラハマディなのかはっきりしろよ!!
●アリー・アル・サーシェス
「さあて、今回神はどちらを選ぶ? ま、どちらにしても、戦争だがな!」
・今回も憎ったらしくてよかったぞ
●ロックオン・ストラトス、ハロ
「このしつこさ、尋常じゃねえぞ……!」
・グラハムのまえにはさすがのロックオンもたじたじだね
 └ハヤクせりふキメないとアヤウイネー
  └やはりそれが苦戦の理由か
●アレハンドロ・コーナー、リボンズ・アルマーク
「力まかせだな。ガンダムの性能に頼りすぎている」
・もとガンダムマイスターだったりしないかな?
 ラスボスとして最強のガンダムで4機をボコボコにしたりとか
 └そういうの好きだなおまえ
・蒼月昇……!?
 ├けもののやり?
 └こういうのは、キャストを ? にしておくのがふつうだが
  変名とはまた……
  └今後も付き人のままなのか、それとももっと重要になるのか
   └あれそもそも付き人じゃなかったりしてね
    そう見せかけて教育のために連れ歩いてるとか
●グラハム・エーカー
「ようやくガンダムにめぐりあえたというのに……
 口惜しさは残るが、わたしとてひとの子だ!」
・かっこいい! グラハムカッコイイ!
●王留美、紅龍
・来週はストレートでの登場のようです
 └なんかムネシボンデにゃい?
  └着やせするタイプとか、それともパーティドレスには入れてあったとか
   └なにをだよ。世のなかにはいろいろ事情があるんだよ
●ハハハレヴィ、沙慈・クロスロード、ルイス・ハレヴィ
「アザディスタンってどこだったかしら?」
「たしか中東の……」
「ベタベタしないで!!」
・こんなに出番が多いのに、クレジットは『ルイスの母』
○メカニック
●ガンダムデュナメス
・地味に、いちばんマルチに活躍できるのがデュナメスだな
●ガンダムエクシア
・次回でとうとう刹那と一体化するのか!
 └コクピットに溶けちゃった刹那くんをサルベージか!
  └なわけあるかあー
●アンフ
・これまで旧型ティエレンとか呼んでましたが、公式サイトで確認
 あの顔のでっぱったザコっぽいやつはこういう名前らしいです
 化石燃料で駆動する、人革連の払い下げ輸出品だそうですね
 └それと、ヘリオンの別バージョンかと思ってた頭のとがってるやつも
  リアルドって名前の旧式だった
●カスタムフラッグあらため、フラッググラハムスペシャル
・それともあの挙動の名前なのかな、スペシャル
 └どっちにしても笑えることは変わりないね
○総評
・はたして苦労性皇女は報われるのか
 グラハム最高。または、グラハムが言ったんじゃしかたないな
 今回はこの2点につきるといえます
●次回予告
 信念を砕かれた刹那に立ちはだかる、アリー・アル・サーシェス
 紛争根絶のため、エクシアがふたたび立ちあがった
 次回『聖者の帰還』
 刹那、ガンダムとなる

 ・けっきょくなるんですね
  └とうとうグラハムと生身で遭遇するようですな、刹那くん
   気をしっかり持てよ
   └そして、サーシェスとの決着ははたして次回でつくのでしょうか!
 ・サブタイからして、マスードさん死なずにすむんですかね
  └それか、死ぬけどべつの意味があるとか
   あるいは助かるのとべつの意味とのダブルミーニングとかだろうな

 ・では、怒涛の第1クール決着、刹那くんガンダム化にむけて
  期待に胸をふくらませつつ
  みなさんよいお年を!



・あらためまして、本年もよろしく!
 前半の山場だった第13話の更新はひとまずさておいて
 とりあえず新展開、14話のぶんをお届けします
 └ストーリーパートがどうしても長くなり、いつも労力がかかりすぎるので
  勝手ながら今後はできるだけ抜粋でお送りさせていただく!

・新OP、いいねえ
 ├絵がぜんぶ新しくなってるのがこんなにありがたいとは……
 └前期よりかっこよくなったな。動きに流れがあっていい感じだ
  └歌もまともになったし……
   └残念そうだな
    └そ、そんなことは!?



 14.決意の朝

 ユニオン、AEU、人革。三強の首脳が水面下で手を結びなにやら動きだした

 アレルヤとイアンおじさんはL1にあるアステロイド帯の
 ソレスタルビーイング秘密ドックでトレミーを整備していた
 では、ほかの乗組員は?
「ナノマシンの普及によって宇宙生活での人体への悪影響は激減した
 なのに、精神衛生の観点から、地上に降りる必要があるなんて」
「人間がコロニー以外の宇宙で暮らすには、まだまだ時間がかかるわ」
 リューミンさんとスメラギさんは水着姿で説明的な会話をしていた
 そう、地球でイァーンバカンすの最中である
 しかしこいつら地上に降りるときなにに乗って軌道エレベーターまで行くのか
 タクシーもあったぐらいだし偽装民間スペースプレーンとかあるのだろうか

 ティエリアはソレスタルビーイングの活動をおさらいしていた
 数字上では順調。ヴェーダの予測水準を達成している
 にもかかわらず、かれの懸念は消えない
 デュナメスの高高度射撃とナドレが晒されてしまったこと
 そしてなによりも、刹那・F・セイエイの存在が不安要素なのだ

 取材が実を結び、報道特集が高視聴率を獲得した絹江さん
 かのじょはイオリアをひきつづき追う方針であるもよう
 ソレスタルビーイングに真の目的があるように思えてならないのだった
 許可はおりたが、調査が深度を増せば危険もまた増加することになる

 長いあいだコントでみんなの心をなごませたハハハレヴィはとうとう帰国
 ルイスを連れていくのはあきらめたようだ
 だが母の安心とは裏腹にホームシックにかかってしまったルイスさん
 サジくんはかのじょの気を紛らわすために刹那を誘ってみた。正気か
「なぜ泣く。会おうと思えばいつでも会える……死んだわけじゃない」
「帰れ帰れ! ばーかばーか!」
 だがなんだかんだですこしは元気になったルイス
 サジの思惑は図に当たったようだが、刹那にもまた思うところがあった
「……平和だな」

「オーバーフラッグス!?」
 2クールめに突入したのを記念して、対ガンダム調査隊はとうとう命名
 12機の精鋭フラッグファイターが転属してきた
 12機!? もうだめだ! 逃げてー!!
 ところでその新キャラによるとグラハムには不穏なスキャンダルがあるのだった
 そしてわれらが人革のセルゲイとソーマくん、そしてAEUのエースも
 新たな作戦に向けて行動を開始した。具体的には上官に殴られて惚れたりした

 シャワーを浴びるスメラギさんに一般回線からのメールが入る
 ところで地味にガンダム00で初のシャワーシーンである
 ぜんぜんそんな気がしないのはなぜだろう
 ちなみに送り主はビリー・カタギリだった
 せっかくデートに誘っても口実が口実なので
 色気のかけらもない話題しか中心にできないのが残念ではある
 スメラギさんはガンダムについては終始すっとぼけたが
 ビリーくんはなにか気づいたのだろうか。それどころではなかったろうか

「合同軍事演習!?」
 3国家群が大規模演習を開始
 たんなるソレスタルビーイングへの牽制とは考えにくかった
 どちらにしてもガンダムが動くことになるはずだ
 ティエリアはヴェーダに予測しきれない世界の大きなうねりを
 感じずにはいられなかった
 そして判明した演習の地はタクラマカン砂漠、濃縮ウラン埋設地域
 被害を受ければ世界規模の汚染となるここへのテロ計画があり
 三大国家はその阻止のため演習を名目として集結することになったのだ
 これはもうガンダムが介入するしかない
 介入すれば三国も総力をあげてガンダムを鹵獲すべく襲ってくるだろう
 だがティエリアは断言する
「それソレだ!」
「とうとう略した……」
 スメラギさんは戦慄した

「こいつはヘビーだ。手かげんはできそうにないな!」
「これが世界の答え……」
「了解。指定時間にポイントに合流する」
 ロックオン、アレルヤ、刹那も作戦地点へやってくる
 でもエクシアはちょっと寄り道
 夜のアザディスタン王宮で就寝中のマリナ皇女のお部屋に
 ちょっとおじゃましてみましょう寝顔拝見
「そこにいるのはだれ?」
(起きてしまったか……)
 刹那は気をとりなおして、一方的にしゃべって帰った
 マリナさまが『お友だちから始めましょう』的なことを言いかけていたのに
「なにが歪んでいる……それは、どこにいる……!」
 いつもながら、コクピット内で一瞬でノーマルスーツを着こむのが得意だった

 さて、三国の合同演習に際して忘れてはならない男がもうひとり
 フランス外人部隊基地で、赤毛の男にくだされた合同作戦参加への指令書と
 新型機(むしろ旧型機)の受領命令
 第四独立外人騎兵連隊、ゲイリー・ビアッジ少尉
 いやー正体はだれなんだろうねこれ。ヒゲもないからわかんないや

14.決意の朝 Closed




○キャラクター
●刹那・F・セイエイ、マリナ・イスマイール
「なぜ、この世界は歪んでいる? 神のせいか、ひとのせいか?」
「神は平等よ……ひとだって、わかりあえる……
 でも、どうしようもなく、世界は歪んでしまうの」
・先週の一件以来、いよいよふつうにコンタクトとるようになってしまった
 └ティエリアにバレたときのための言いわけも考えておくべきだな
・アンテナはめげずに建設再開したようだ。こんどは壊されないといいですね
●ルイス・ハレヴィ、沙慈・クロスロード、絹江・クロスロード
「サジー、こいつきらい! 叩くか殴るかして!」
「おなじ意味だよブッ(枕を投げつけられる)」
・ルイスは今週もうざかわいいな
 └なんか幼児化が進んでないか?
  └母親が来てたからじゃないのかな?
●ロックオン・ストラトス
「こんなにきれいになっちまって……」
・いくらきれいにしてもひとはまた吹きとばす!
 └ぼくはハナをWELLよー
  └ならそれもおれが薙ぎ払う!
   └きみがタチフサガルならぼくわー!!
    └あんたはいったいなんなんだー!!
     └……おまえらいつまでひきずってるつもりだ
      ├いつまでも……
      └いつまでもさ!!
       └そうか、いつまでもか
●アレルヤ・ハプティズム、イアン・ヴァスティ
「すこし急ぎます。加速Gに注意してください」
「年寄り扱いするな!」
「ふ……ご無礼」
・アレルヤは脳量子波の件知ってるんだから
 ハレルヤに暴走されたくないなら遮断する手段を講じたほうがいいと思うんだ
 来週ピーリス少尉また出てくるぞ?
 └でもこんどばっかりは、ハレルヤの出る幕あるのかな
●ティエリア・アーデ
「ガンダムに乗るまえから決まっていたことです
 いいや、その覚悟なくしてガンダムには乗れません!」
・らいしゅうザコチラシがんばってネー
 └初登場回の作画がいまいちだったナドレにもっと動いてもらいたいな
●アレハンドロ・コーナー、リボンズ・アルマーク
「まるで殉教者きどりだ。このような行動で戦争根絶など……」
「ガンダムの性能を、神の力だとかんちがいしているんですよ」
・だんだん言動が批判的になってきた、なってきた
 └どうやら敵対する流れができてきたようだな……
  └もしや、スローネってこいつらのさしがねとか
・エフエルコムでは、リボンズラスボス説を
 ひきつづき支持していきたいと思います!
●グラハム・エーカー
「かなり大がかりな作戦がはじまるとみた。ひきしめろよ!」
・われらのアイドルに上官殺しの汚名が!? 真相はいかに
 └クレジットによると、あのいやみな男がアラスカのジョシュアのようだ
●ビリー・カタギリ
「いいさ……また会えるのなら」
・スメラギさんがソレスタルビーイングに身を投じたから自然消滅したのか……
 はたまた学者ばか同士でうまくいかなかったのか
 そもそもはじめっからビリーの片思いだったりするのか?
 └つきあってたころも今回みたいな会話ばっかりだったら笑えるな
●スメラギ・李・ノリエガ、王留美
「やめたくてもやめられない。まさに未成熟」
・ひらきなおってるよこのひと
●クリスティナ・シエラ、リヒテンダール・ツエーリ
「なんつうか、連帯感ゼロねー」
「四六時中ベタベタしてたら、気持ち悪いっすよ」
・おまえの水着も気持ち悪いよ
 └愛称はリヒティか……
・作戦前の買いものに出かけるときの決然としたクリスの態度が笑えました
 └刹那の行動を見て見ぬふりしたり、なんだか苦労性だ
●フェルト・グレイス
「これが薔薇……ハロ、これは?」
・今回もクリスさんのショッピングにつきあわされる役だった
●ラッセ・アイオン
「遠慮する」
・武装のないはずのトレミーでなぜか砲手やってるひとね
 └だんだん暑苦しいキャラとして芸風を固めてきたようです!
●セルゲイ・スミルノフ、ソーマ・ピーリス
「こんどこそ、任務を忠実に実行します」
「気負うなよ?」
「了解!」
・単機でもヴァーチェと互角だったピーリス少尉だが
●パトリック・コーラサワー、カティ・マネキン
「に……二度もぶった!!」
「カティ・マネキン大佐。MS隊の作戦指揮官だ」
・こらいいかげんにしろコーラサワーこの野郎きさまは虫けらだ
 └ウインクのときのSEもどうなんだろうあれは……
・そしてマネキン大佐は声が名探偵コナンだ
 └霊帝ルアフか……
●アリー・アル・サーシェス(ゲイリー・ビアッジ)
「ふふふ……愉しくなってきたじゃねえか。こりゃあ戦争だぜ
 そりゃもうとんでもねえ規模のな!」
・まさに神出鬼没。さて新たな機体を得てどれほどの脅威となるのか
○メカニック
●ガンダムスローネ
・デザインはファフナーのひとだったそうです
 └うん、どうりで……どうりで
  └ハッキリすれー
●アグリッサ
・OPでサーシェスが乗ってるのはイナクトのままのようだが
 ├でもあんな色だったっけ
 └またべつの機体なんでしょうね。太陽光紛争時に使われた機体とか
  なんかトールギスみたいないわくがありそうで楽しみです
  └新型より強いけど問題があって封印されてるタイプか……
●オーバーフラッグス
・さてさて精鋭は次回、ガンダム数え歌のえじきなのでしょうか!?
 └今週グラハムの悪口言ってたひとが真っ先に殺されそうだが
  どのくらいあっさり瞬殺されるのか賭けるかね?
○総評
・なんだあの本編とうってかわったEDのなまか感は。サギか
 └散髪は夜までかかったのだった
  └しかもなぜか刹那は上半身裸だった
   なぜかっていうかサービスなんだろうけど
・スメラギさんがとぼけたときの『ガンダムがオートで動く可能性』に不吉な予感
 └はっ……まさかバーサクモードによる暴走ですか!?
  └より優雅に『狂乱』と呼んでほしいところだな
   └それスローネのデザイナーの最近の仕事じゃないですか
    └ともあれナドレが危険視されたことからも、まだまだガンダムには
     いろいろな恥ずかしい性能が隠されてるにちがいありませんな
     └恥ずかしい……
●次回予告
 圧倒的な物量、絶え間なくつづく攻撃──
 これが、世界の答え。これが、ガンダムマイスターの終焉……
 次回『折れた翼』
 刹那、神の名を叫ぶ

 ・ルイスも叫ぶ
  └あたしのシモベー
   └ちがう
 ・さあ、マイスターの終焉とはいったいどういうことなのだ
  └これまでの図式がとうとう崩れるんでしょうか
   └ここまでユーザーが勝手にもりあがってる感が強かったけど
    お話のほうでちゃんとボルテージを上げてほしいもんだな



・いよいよ登場ですよ、新ガンダム!
 └テキかミカタカー
  └どう見ても悪役じゃねえか


 タクラマカン砂漠では人革がまた通信装置をバラまいていた
 対ガンダムには欠かせない有効な手段と判断されたようだ
 さて各陣営のみなさんに今作戦への意気ごみを聞かせていただきましょう
「まさかな……ユニオンやAEUと組むことになろうとは……(セルゲイ)」
「見ていてください、この機体で必ずやガンダムを!(コーラサワー)」
「参加MS、832機……卑怯ものと罵られようとも
 軍の決定には従わせてもらうぞ、ガンダム!(グラハム)」
「ひとり208機の割りあてだ。MSだけを相手にするならなんとかなるだろう」
 えっと、あなたは呼んでませんよピエロさん

○15.折れた翼

「ルイス、いつまでそうしてるのかな……」
「ママが帰って落ちこんでます。はげましてください」
「元気出してよル──」
「物理的に! おねがいします」
「えええっ!! ムリだよルイス、こんなブランドもの買えるわけないよ!」
「あたしのために買って! 買って買ってあたしのために!!」

 特別企画・ソレスタルビーイング10番勝負

 みなさん……いつものコントはいかがでしたか? 心もほぐれたことと思います
 さあ、たいっへん長らくお待たせしました!
 いよいよ本日この地、濃縮ウラン埋設施設にて、ガンダム杯争奪にむけ
 各陣営の血で血を洗う大バトルがくりひろげられます
 今回はわれわれも趣向を変え、ソレスタ(略)10番勝負と銘打って
 息づまる戦いの熱気をすこしでもお伝えできればと思う所存です
 └デスティニーのときもやってたよなこれ
  └ええ、でも今回はちゃんと10本やりますよ!

●第1戦 ガンダムデュナメス VS アンフ×3&輸送トラック×3
「デュナメス、目標を狙い撃つ!」
 ガンダムをおびきよせるため、人革に泳がされていたテロ組織のみなさん
 キュリオスの飛行形態に乗ったデュナメスの狙撃であっさり全滅です
 これはもう解説するまでもありません
 あえて特筆すべきことがあるとすればひさびさに例のセリフが聞けたくらいです
 しかしこれ、さいしょの砲撃がけっこう施設に当たってましたが
 あれで漏出がやばいことになってたらどうする気だったんでしょう
 勝者 ガンダムデュナメス
●第2戦 デュナメス&キュリオス VS リアルド隊
「なにっ!? こいつら……!」
「ロックオン!」
 退却しようとしたガンダムへ多弾頭ミサイルの雨あられ
 さらに大量の飛行MS部隊がキュリオスのミサイルをかいくぐって
 自爆攻撃をかけてきます、コクピットは下半身にあるんですね
 とはいえGN粒子に護られたガンダムの装甲はダテではありませんでした
 勝者 デュナメス&キュリオス
●第3戦 デュナメス&キュリオス VS 陸戦MS隊
「砲撃の手をゆるめるな! ガンダムを釘づけにしろ!!」
 さらに空爆まで追加され、2機は炎に包まれる(でもまあ無傷)
 デュナメス&キュリオス 脱出失敗
●第4戦 エクシア&ヴァーチェ VS 地形(のついでにMS)
「GNバズーカ、バーストモード」
 いつもよりもさらに強力な一撃で大地を削りとり
 溝を掘って敵の砲撃にさらされずに逃げようというわけです
 しかしこれは敵にも包囲しやすくなる諸刃の剣でした
「この物量は!」
「対応が早い!?」
 ガンダム 脱出経路確保
●第5戦 ガンダムキュリオス VS 人革のみなさん
「うああああ!! 頭が……来るっ、超兵が……!」
 ほら対策立ててないからえらいことになった
 問題が発生すると予測してもとくに対応しないのがソレスタルビーイング
 おかげでデュナメスとキュリオスは分断されてしまう
 さて頭痛に苦しんでいるあいだにキュリオスへ一方的に攻撃を浴びせるタオツー
 しかし覚醒したハレルヤはピーリス少尉をナンパしようとする
 セルゲイ中佐は前回ハレルヤに少尉の動きを読まれたことをおぼえていたので
 すばやく少尉をさがらせ、集中攻撃をかけた
「ちっ、つまんねえなあ。あとはまかせたぜ、アレルヤ
 ハレルヤ!? だっ、うわあああああ!」
 ほんとに少尉をナンパしにきただけみたい。アレルヤかわいそう
 ところで時間はもっとあとになりますが、体力の限界がきて
 アレルヤはとうとう捕獲されます
 勝者 人革のみなさん

 戦闘は膠着状態に入り、15時間あまりが過ぎた
「いつまで続くんだ、この攻撃は……」
「メシぐらい食わせろって……」
「ガンダムを渡すわけには……」
「はっ、はあっ……!」
 と、ここで砲撃がやみます。エクシアとヴァーチェは別方向へと逃げますが
 どう見てもワナなのでいっしょに逃げてたほうがサポートできてよかったかもね

●第6戦 ガンダムヴァーチェ VS イナクト(と捕獲用ヘリオンのみなさん)
「どうしたあ! 動きがのろいぜ、ガンダム!」
 体力が落ちているとしても、ちゃんと砲撃を回避したコーラサワーはえらい
 りっぱに囮の役割を果たしたと言っても過言ではなかった
「ガンダム確保!」
「よくやった。おれの! おかげだなあ!」
 ああ……そうだよ……そのとおりだ……!
 勝者 捕獲用ヘリオン
●第7戦 ガンダムデュナメス VS カスタムフラッグ(ジョシュア)
「ふん、隊長ヅラして!!」
「空中変形!?」
「いつまでも、じぶんだけのものと思って──なにい!?」
 ライフルの死角にまわったつもりが、近接用のハンドガンで瞬殺だった
 ジョシュアくん、予想通りの結果に終わる
 勝者 デュナメス
●第8戦 ガンダムデュナメス VS グラハムスペシャル
「指先の感覚が!」
「抱きしめたいなあ、ガンダムっ!!」
 捨て身のお持ち帰りタックル(いま命名)によりロックオン昏倒
 グラハムのガンダムへの偏愛がとうとうデュナメスをとらえたのだ
「まさに、眠り姫だ……!」
 勝者 グラハムスペシャル
●第9戦 ガンダムエクシア VS アグリッサ
「MA……あのイナクトは!?」
「このまえの借りを返してもらうぜえ、ガンダムさんよおっ!!」
 アグリッサはMSに接続して制御するMAだったようです
 アッザムやヴァル・ヴァロのような『プラズマフィールド』という攻撃で
 なかの刹那くんだけを殺しにかかりました
 ところでなんかものすごくひさしぶりに「どうだ、○○の××の味は」って
 セリフを聞いた気がします。逆に新鮮ですね
「死ぬ……死ぬのか……この歪んだ世界のなかで……
 ……なににもなれぬまま……喪いつづけたまま……朽ち果てるのか……?」
●第10戦 アグリッサ VS ???
「なにいっ!?」
 アグリッサをビームの斉射が砕き、脱出するイナクト
 空に浮かんでいたのは、血しぶきのような真紅の粒子を背負ったガンダム
 刹那はこのシチュエーションに既視感をおぼえつつ、思わず
「ガン……ダム……ガンッダム……ガン、ダアアアアアアアアム!!!」
 叫びました。そりゃもうドモン・カッシュばりに
 ほんとこの子どんだけガンダム好きなんでしょうか

15.折れた翼 Closed




○キャラクター
●ロックオン・ストラトス、アレルヤ・ハプティズム
「機体を揺らすな!」
「ムリ言いすぎ……」
・いつもとは変則的な組みあわせです。なに考えてるんでしょう
●刹那・F・セイエイ、ティエリア・アーデ
「ティエリア、チャージまでの時間は!」
「あと、170」
「……長すぎる……!」
・3分は長いよなあ
 └なにユッテルー170ジカンだよー
  └長すぎすぎるわ!!
・やっぱりこのふたり組ませるのは失敗だったんでは
●パトリック・コーラサワー、カティ・マネキン
「大佐! なぜわたしに出撃命令を出さないんですか!」
「信用しろ。わたしがおまえを男にしてやる」
・男になった! よくやったぞ!
 └思わず『がんばれ!』って画面に叫んでしまったしな
●マリナ・イスマイール
「まさか! あのとき、あなたは……!」
・いや考えすぎではないかなきっと
●アレハンドロ・コーナー、リボンズ・アルマーク
「ほかの監視者たちの意見を聞きにいく……
 わたしの仕事もここまでかもしれんしね」
「そんな気なんかないくせに。大人はきらいだね」
・意味ありげです! とっても意味ありげですよ!
●スメラギ・李・ノリエガ、ほか
「消えていく……ガンダムマイスターの命が」
・コロシちゃったよ!?
・そして気になるのはラッセさんの口にした『GNアームズ』ですね
 さらなる追加装備か、あるいはGファイターやGファルコン的な支援メカ?
 └ひさびさに後者ならいいなあ
○総評
・ソレスタルビーイングは敗北までプランに入れて戦っているということか
 └予測しても対策を打たないということは、そういうことかな?
  └監視者のみなさんの動向が気になるところですね
・いまのところ
 人革がキュリオスを、AEUがヴァーチェを、ユニオンがデュナメスを
 確保していることになりますが、来週全員逃げられてしまうんでしょうか
 └また大山鳴動してネズミ一匹でおしまいというのはちょっと拍子抜けかなあ
  └全世界がガンダムのかませ犬なんだな
●次回予告
 スローネ……新たに登場した3機のガンダム
 かれらが放つ、GN粒子の光が照らしだすものとは?
 次回『トリニティ』
 鳴り響くベルの音は、第二幕のはじまり

 ・さあ、予告の少女(たぶん)が前情報によると
  ツンデレ声優釘宮理恵の演じる新マイスターでしょうか? 楽しみです
  └まあ、ルイスのひともツンデレ声優なんだけどな
 ・新OPでも登場したオールレンジ攻撃も披露されるみたい
  ところでいまオール連ジ攻撃って変換されてちょっとツボに入ったよ
  ├知るか!
  └動いているのは物理的な物体なのだ!
   とか言って撃墜されないといいですね



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